
ペニーオークションは、表示上の開始価格や落札価格は通常のオークションに比べると低額であるが、それ以外に高額の入札する度に手数料が必要になる形式のインターネットオークションである。
ペニーオークションの特徴
入札者にとっては、開始価格が1円~数百円程度と低額で、しかも、1回の入札金額の単位も低額で固定されていることが多いため、多数の入札があっても、安価に落札することが可能であるという魅力がある。しかし、入札ごとに手数料が必要なため、競り合って何回も入札した場合などには落札額に手数料と送料を合計すれば安価といいきれない場合もある。
また、結果的に落札できなかった場合には、手数料を失うのみになる。出品される商品は中古のものではなく、新品が用意されることが多い。また、手数料が無料のオークションや、落札経験のないユーザ向けの初心者オークションを用意している場合もある。
出品する側の企業にとっては、商品のコストを上回る落札額によって利益を得ることを目的とするのではなく、手数料によって利益を上げることを目的とするビジネスモデルである。
ペニーオークションのトラブル
商品を落札できなくても高額な入札手数料が発生するうえ、一切返金されないため、2010年に入って国民生活センターへの相談が増加しており、[2]相談件数は2009年度が19件、2010年度は173件と急増傾向にある。
2010年秋以降、ペニーオークションに関するトラブルの報道の影響から、サイト閉鎖が相次いだ。
また、2010年12月には、消費者庁が利用に注意喚起を促した。
国民生活センターは助言として
・ギャンブル性の高さをよく理解した上で慎重に利用すること
・自動入札機能などを使う場合には冷静な判断力を失わないこと
・落札できなくても手数料や仮想通貨が一切返金されない
・サクラの存在が疑われる不審なサイトを避ける
ことを挙げている。(以上、Wikipediaより抜粋)



レビュー
「iPadを855円で落札」──「アメブロ」でブログを書いている複数の芸能人が、「ペニーオークション」と呼ばれるオークションサイトで落札した体験談をそろってブログに掲載していたことがネットで波紋を広げている。
ペニーオークションは高額な商品を格安に落札できることをうたっているが、入札するだけで手数料が取られる上、落札がかなり難しいともされており、国民生活センターなどへ苦情も寄せられている。アメブロを運営するサイバーエージェントは、「弊社は一切関与していない」と、自社の関与を否定している。
昨年秋以降、ほしのあきさんや東原亜希さん、永井大さんなど複数の芸能人が、ペニーオークションの利用体験談とオークションへのリンクを自らのアメブロに掲載していた。ペニーオークションは競争率が高く落札が難しいとされるが、体験談を掲載した芸能人は、初参加でも失敗することなく格安落札に成功していることから、「不自然だ」という指摘が多い。各芸能人が言及したペニーオークションサイトは1つではなく複数だったが、ほとんどが同じ会社によって運営されていた。
アメブロには、企業などから商品の紹介を受け、芸能人に体験してもらってブログに掲載してもらうという広告メニューが存在するが、サイバーエージェントの広報担当者は「今回の件は、弊社としては一切関与していない」としている。
ペニーオークションは、入札手数料(1入札ごとに50~100円前後)を支払って入札するオークションサイト。落札額は一般のオークションより低額だが、入札手数料は落札の成否にかかわらず返却されないため、大金を支払ったのに商品が手に入らない――ということがあり得るほか、プログラムを使って自動的に価格をつり上げているとみられるサイトも報告されている。
国民生活センターには昨年以降、「落札していないのに参加費(手数料)がかかるのはおかしい」といったペニーオークションに関する相談が増えている。消費者庁も注意喚起に向けて情報収集を進めているという。
ペニーオークションサイトは昨年ごろから急増したが、昨年秋以降、「事業モデルに対しての社会的な情勢変化」を挙げて閉鎖するサイトが相次いでいる。
( ITmedia News )
ペニーオークション
家電製品などを格安で購入できるという触れ込みの「ペニーオークション」と呼ばれる新しいタイプのインターネットのオークションを巡って、多額の手数料を払って商品を落札できないといった相談が増えていることが分かり、専門家は注意を呼びかけています。
ペニーオークションは、大型テレビやゲーム機など様々な製品を数百円や数千円など格安で購入できることをうたったインターネットのオークションでことしに入って急増しており、日本語に対応したものは100以上あるとみられています。
ペニーオークションは入札するたびに50円から100円程度の手数料を払う必要があり、さらに1円単位など小刻みにしか入札できないため、落札した価格が安くても、手数料だけで一般の小売店での価格より高くなる場合もあります。
国民生活センターや民間団体などには「何度参加しても商品を落札できず、高額な手数料を支払うことになった」という相談や、「運営者と連絡が取れない」といった相談がことしの春ごろから増え始め、あわせて数十件寄せられているということです。
インターネットの商取引に詳しい森亮二弁護士は「多額の手数料だけ払って何も落札できない場合もあって、オークションというよりはギャンブルに近い面もあり、利用にはそうした特性に注意する必要がある」と話しています。
( NHK )
ペニーオークション